NetWyvern SuperDHCP

製品概要

運用スケール、拠点構成に合わせた最適な製品ラインナップ

インフィニコが提供するNetWyvern DHCPシリーズの最上位機種であるNetWyvern SuperDHCPは、110/ 120/ 230/ 250の4モデルのラインナップとなります。運用スケール、拠点の規模や構成に合わせ、最適なシステム構成が選択出来る統合IPアドレスシステムです。インフィニコDHCPシリーズ全製品による、より柔軟で安心のHA環境構築が可能です。

NetWyvern DHCPシリーズの基本機能継承

新方式アルゴリズムによる冗長化にて高信頼性を提供、

ディザスタリカバリへの低コストソリューション”Wizard Link Hyper”

同一拠点内でのHA構成ではディザスタリカバリへの対応が不十分です。インフィニコはロケーションの異なる多数拠点に対する、WAN越え1対NのHA構成をWizard Link Hyperのテクノロジーでご提供致します。
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主な機能

安心運用をサポートする稼働統計機能

システム全体のDHCP稼働情報を装置内の大容量データベースに蓄積し、統計情報として提供します。最新レコードの一覧表示、履歴表示、キーワード検索を行うことができ、本機能を通じてネットワーク設計の定量的な評価が可能となります。エクスポート可能なデータは最長一年間分あり、中長期的なサービス運用アドバイスに貢献します。また、サービス稼働状況、システム負荷状況を一目で把握できるグラフ描画機能も提供しています。デイリーに前日1日分のレポートメールの送信でも、アラートメールとしての使用でも利用出来ます。 Webアクセス時のTOP画面は安定運用に必要な各種情報の概略を集約したダッシュボードが表示されます。

WEB画面より全サブネットの直近の周期に計測されたデータの一覧表示や、個別サブネットの最長一週間分の稼働状況の履歴表示が可能です。また、サブネット名称とネットワークアドレスを検索キーとした検索機能を持ち、これによりマッチするサブネットの最新レコード一覧を参照することができます。一覧表示は表示件数をユーザ指定により変更することが可能であり、多数のレコードも複数ページに分けて表示することができます。レコードはフィールド毎に昇順・降順ソートが可能です。いずれの画面も表示件数、ソート状態を保持したまま、印刷に適した形に整形して表示することができます。

ダッシュボード

ダッシュボードはDHCPシステムの安定運用に必要な各種情報の概略を集約表示し、監視する為の画面です。　詳細な数値とグラフを併せて表示する事で、直感的かつ定量的に運用状態を把握出来ます。従来のバージョンでは、確認の度に操作者が複数の画面から必要な情報を選択し、運用状態の確認を行う必要がありました。しかし、確認漏れや、確認作業に要する労力が大きな課題でした。　今回搭載された新機能、ダッシュボードを使用することで、これらの課題は全て解決です。さらに、Wizard Link Hyper サービスノード情報もダッシュボード上では全て表示します。大規模に全国展開して運用している場合でも、インフィニコのダッシュボードは安心運用と管理をサポート致します。

メール通知

毎日定刻（4:05）に、前日１日分の記録をサブネット単位に集計し、レポートをメールに添付して送付します。DHCP払い出し状況に関する閾値を設定しておき、その閾値を超過した日のみ、メールを送付することも可能です。

グラフ表示

全サブネットの動的割当アドレス数の合計とCPU負荷（ロードアベレージ）、ネットワーク負荷をグラフ表示します。期間は日間／週間／月間／年間と切り替えて表示することが可能です。これにより装置の稼働状況を一目で把握することができます。

検索機能

検索結果にマッチするサブネットの最新レコードを一覧表示します。検索条件にはサブネット名検索、またはネットワークアドレス検索が選べます。さらにマッチング条件にキーワードを「含む」/「含まない」を指定することができます。検索は過去1年分のレコードを対象とすることができます。検索結果は他画面と同様に、表示件数の指定、フィールド毎の昇順・降順ソート、ソート状態を保持したまま印刷用画面を出力することが可能です。

IPアドレス枯渇前メール通知で簡単運用

IPアドレス枯渇メール通知機能は、システム全体のDHCP稼働情報を装置内の大容量データベースに蓄積し、統計情報として提供しておりました稼動統計情報をパワーアップし、IPアドレス枯渇前メール通知機能を実現しました。現在の割り当て中アドレス数が、ユーザが事前に設定した閾値（アドレス数）を超えた場合に、メールで警告を通知します。これにより、ネットワーク管理者が、IPアドレス枯渇が発生する前に余裕を持ってIPアドレスの状況を把握できるため、運用の負荷を大幅に削減することができます。

設定情報自動バックアップで安心運用

安全な運用を支援するために、設定情報のバックアップ・リストア機能を備えています。設定情報自動バックアップ機能は、定期的に全設定情報のバックアップファイルを作成し、メールで送信する機能となります。メールで送信した全設定情報のバックアップファイルはそのままリストアすることができます。自動的に全設定情報のバックアップをメールで送信しますので、設定情報のバックアップを取り忘れる心配がありません。設定情報のバックアップにはメールを利用しますので、FTPサーバ等の外部サーバや、USBメモリなど外付け記憶媒体の準備が不要となり利用も簡単となります。

エクスポート機能

個別サブネット稼働状況の履歴は、CSV形式でエクスポートすることができます。対象期間は過去一年間の間から任意に指定することが可能です。

インポート機能

テキストファイルによるインポート機能により多数のDHCPサブネット設定をワンタッチ操作で登録することが出来ます。ファイルフォーマットは標準的なCSV形式を採用していますので、Excel等の表計算ソフトをそのまま使用して、DHCPサブネット設定の作成、管理を行えます。　また、ネットワーク設計時に作成したファイル(注)をそのまま使用することで、設定の為に大量に入力が必要だった作業が劇的に軽減され、誤入力を防ぎ、構築や再構築時の設定・設定変更コストに大幅な削減をもたらします。
注：弊社指定のインポート・フォームで記述のファイル

UPS連携機能

UPSに連動して停電時に安全な自動シーケンスでシャットダウンをします。これにより予期せぬ給電停止によるデータ損傷を防止いたします。
※注：連携可能なUPSはTELNET接続機能を有する製品となります。2012年8月現在で動作済みの製品は、富士電機社UPS製品「PEN152J1RT/15HFP」とネットワークエージェントカード「ES-PS-NAC HFP」の組み合わせのみ。

仕様

シリーズ構成と主な仕様

対象となる製品型番、ラインナップ

Wizard Link Hyperサービス・ノードライセンス

Wizard Link Hyper対象製品