NTTコムウェア株式会社様
インフィニコ製DHCPを利用した社内IP電話およびPC向けIP配布システム
全国20台以上のノード側DHCPとデータセンタ設置バックアップDHCP構成
NTTコムウェア株式会社
NTTの通信サービスをソフトウェアで支えることをミッションに誕生して以来、日本の社会インフラである通信ネットワークやオペレーションサービス、バックオフィス業務を支えてきたソフトウェア開発力を強みとするNTTコムウェア株式会社様。誰もが感動・喜び・安心を感じられる、豊かで持続可能な世界の実現をめざし、ソフトウェア開発力をはじめとする技術力であらゆる人・もの・コトが自由につながる人と社会にやさしい未来を描き、カタチにしている。
ご担当者様部署
NTTコムウェア株式会社
ネットワーククラウド事業本部 プラットフォームサービス部
全国数十か所のオフィス向けに100台以上のインフィニコDHCP製品を導入
社内向け動的IPアドレスの払出のため、コンパクトで耐久性に優れ、安定稼働で実績のあるインフィニコ製DHCP製品を社内標準品として採用。
オフィスの拡張、統合や移転に合わせて追加やリプレイスを実施し、累計（※）100台超の導入実績がある。
（※）マイクロDHCPシリーズ、NetWyvern DHCPシリーズ、NetRegio DHCPシリーズを含む
NetNebulas-IA DHCP Wizard Link Hyper 導入の経緯
一元管理の利便性と拠点側サーバ故障時の対策も備えるシステム構成へ
「Wizard Link Hyper」（以下、WLH）の有する集中管理システム、1:N冗長構成システム、RMS集中監視の機能を用い、マスター・コントローラーの「NetNebulas-IA DHCP40 WLH50」と、全国数十か所の拠点に設置のノード「NetRegio2 DHCPシリーズ」合計25台以上を連携し、確実なバックアップ体制を構築。
「NetRegio2 DHCPシリーズ」は、拠点規模に応じて2500モデル、5000モデルとサイズの異なる機種がそれぞれ設置されており、ノードDHCP複数機種混在環境でも安定稼働を実現している。
今回で3世代目となるWLHの導入の経緯は10年以上前に遡る。
全国の拠点にてマイクロDHCP、NetWyvern DHCP、NetRegio DHCP(いずれもインフィニコ製品、累計100台以上の利用実績)を個別に導入していたが、現場単位での運用管理に対する限界の声があり、同時にミッションクリティカルなIP電話設備のBCP対策についても検討を進めていたところ、インフィニコより、拠点側ノードDHCP故障時にはデータセンタ設置の「NetWyvern SuperDHCP（第1世代）」がWAN越えで確実にIPを払い出すWLHシステムの提案があった。一元管理の利便性と、万が一の拠点側サーバ故障時に備えるBCP対策の両面でメリットが大きいとの判断から WLHシステムの採用に至った。
導入システム概要構成
インフィニコ提供ソリューションの評価ポイント
●マスター機での設定一括管理・変更が可能
主拠点に設置したマスター機にて、拠点設置のノードDHCPの設定変更、バージョンアップ等が可能。
拠点毎の専担者を必要とせず、センターでの集中管理が可能なため運用業務効率アップ。
●システム更改時は既存設定バックアップ、リストアで移行
機器入れ替えの際も既存設定ファイルを活用し設定移行。全国拠点の数十台規模におよぶ大規模な入替にもかかわらず、トラブルなくスムーズな移行を実現。
●運用目線で考える柔軟な対応
1世代目のDHCPサーバ導入の際、１対１の冗長構成で製品化されていたDHCP製品に対して主拠点と地方拠点での１：Ｎ冗長化対応を要望。インフィニコにてニーズに合わせたカスタマイズを行いWizard Link Hyper を実装。導入以降、３世代に亘りWizard Link Hyper 構成にて継続利用中。