本ご案内は、以下に示す機種及び発生バージョンで運用中のお客様が対象となります。
NetRegio2シリーズ/Nebulas2シリーズ
機種 | 発生バージョン | 改修済バージョン |
DHCP | 3.27.4 | 3.30.4 |
DefRAD | 3.25.1 | 3.29.1 |
AD | 3.25.1 | 3.29.1 |
NetNebulas NSX-Dシリーズ
機種 | 発生バージョン | 改修済バージョン |
NSX-D | 3.27.5 | 3.30.5 |
NetWyvern2 Academicシリーズ
機種 | 発生バージョン | 改修済バージョン |
DHCP | 3.28.4 | 3.30.4 |
RADIUS | 3.28.1 | 3.29.1 |
NetNebulas-VA シリーズ
機種 | 発生バージョン | 改修済バージョン |
DHCP | 3.27.4 | 3.30.4 |
DefRAD | 3.25.1 | 3.29.1 |
以降、発生バージョン及び改修バージョンは冒頭の表に記載されているバージョンを指します。
発生バージョンに存在し、改修済バージョンで対応済みの既知のバグ、
#3996 [Setting]>[外部通知設定]>[メール]-[POPポート] 項目の設定値を削除した場合に設定Commitが「ID:1010 内部エラー」となる不具合
につきまして、内部エラー発生後そのままの状態で再起動を実施する手順において、
起動時に同様に「ID:1010 内部エラー」が発生し、
装置起動不可に陥る致命的な問題であることが新たに判明いたしました。
本問題への対処
発生バージョンをご利用中のお客様は、改修済バージョンへのアップデートで解消いたします。
アップデートにより[Setting]>[外部通知設定]>[メール]-[POPポート]項目は入力必須項目となります。
また、アップデート以前に設定値が削除されている場合は自動的に初期設定値(ポート:110)が復元されます。
ワークアラウンド
発生バージョンをご利用のお客様におかれましては、下記手順の操作を行わないようお願いいたします。
問題発生手順 (発生バージョンご利用時)
(1)[外部通知設定]>[メール]>[POPポート]の値を削除し設定saveの上、設定commit
(2)設定commit時 「ID:1010 内部エラー」が発生し、エラーメッセージ表示
(3)[POPポート]空欄のまま、修正せずに再起動
→エラーが発生し起動不可となります。
再起動を行う場合はPOPポートの値を入力->設定Commitし、エラーメッセージが表示されないことを確認してから行ってください。
今回のご案内における発生バージョンで出荷された期間は以下のとおりとなります。
NetRegio2 シリーズ
機種 | 出荷期間 |
DHCP | 2020/10 ~ 2021/10 |
DefRAD | 2019/06 ~ 2021/06 |
AD | 2019/07 ~ 2020/07 |
NetNebulas2 シリーズ
機種 | 出荷期間 |
DHCP | 2020/12 ~ 2021/06 |
DefRAD | 2019/08 ~ 2021/06 |
Nebulas NSX-D シリーズ
機種 | 出荷期間 |
NSX-D | 2021/03 ~ 2021/06 |
NetWyvern2 Academicシリーズ
機種 | 出荷期間 |
DHCP | 2020/10 ~ 2022/01 |
RADIUS | 2020/10 ~ 2022/01 |
NetNebulas-VA シリーズ
機種 | 出荷期間 |
DHCP | 2020/08 ~ 2021/07 |
DefRAD | 2019/07 ~ 2021/12 |
またNetRegio/NetNebulasなど1系の機種を含め、各機種ともお客様により発生バージョンへアップデートされた場合も本ご案内の対象となります。
ご利用頂いております機器バージョンをご確認頂きますよう、お願いいたします。
ご不明な点がございましたら、お手数ですが次の窓口までお問い合わせください。
ifcsupport@infinico.co.jp